山本[町](読み)やまもと

百科事典マイペディア 「山本[町]」の意味・わかりやすい解説

山本[町]【やまもと】

香川県西部三豊郡の旧町。讃岐(さぬき)山脈北斜面と,財田(さいた)川流域の三豊平野の一部を占める。米作が盛んで,タバコタケノコミカンなどの栽培も行われる。古くは伊予方面から金刀比羅(ことひら)宮への交通要地で,現在はバス交通の中心地。2006年1月,三豊郡高瀬町,三野町,豊中町,詫間町,仁尾町,財田町と合併し市制三豊市となる。33.31km2。7808人(2003)。

山本[町]【やまもと】

秋田県北西部,山本郡の旧町。西部には水田が開け,東部は山地林野が広い。中心は奥羽本線に沿う森岳で,石油試掘によって湧いた森岳温泉(食塩泉,63℃)がある。米を産するほか,ジュンサイ特産,全国へ出荷。2006年3月,山本郡琴丘町,八竜町と合併し町制,山本郡三種町となる。97.92km2。8455人(2003)。

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