焦心(読み)ショウシン

デジタル大辞泉 「焦心」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん〔セウ‐〕【焦心】

[名](スル)心をいらだたせること。思い悩みあせること。また、その気持ち。「事業の不振に焦心する」
[類語]焦るせく急き込む気が急く逸るテンパる焦燥焦慮荒れる荒らすすさむすさぶ苛立ち苛立つかりかりじりじりやきもきむしゃくしゃむずむずうずうずじれる苛つく業を煮やす痺れを切らす歯痒いじれったいもどかしい辛気臭い苛立たしいまだるっこいまどろっこい躍起隔靴掻痒いらいら尖る手ぬるい生ぬるいのろ臭い間怠まだる間怠まだるこしい煮え切らないうやむやあやふや漠然おぼろげ曖昧どっちつかず要領を得ないぬらりくらりぬらくらのらりくらりのらくらぼやかす無節操洞ヶ峠言を左右にする言葉を濁す小心弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり内気怯懦きょうだ怯弱きょうじゃく意気地なし小胆小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断柔いやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く音を上げる悲鳴を上げる気が弱い腰が弱い肝が小さい肝っ玉が小さい

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精選版 日本国語大辞典 「焦心」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん セウ‥【焦心】

〘名〙 心をいらだたせること。思い悩むこと。また、そのような心。焦思。〔広益熟字典(1874)〕
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一八「人多くは苦慮焦心(セウシン)し」 〔漢書‐路温舒伝〕

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普及版 字通 「焦心」の読み・字形・画数・意味

【焦心】しよう(せう)しん

焦慮。苦心する。〔後漢書、伝〕比(このごろ)災變互ひに生じ、未だ厥(そ)の咎(とが)を知らず。焦心し、載(すなは)ち懼をき、(つね)に群士に訪ふ。

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