デジタル大辞泉
「小心翼翼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょうしん‐よくよくセウシン‥【小心翼翼】
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 小さなことにまで気をくばり、慎しみ深くするさま。転じて、気が小さくてびくびくしているさま。
- [初出の実例]「烝民の詩に小心翼々と云へるは」(出典:敬斎箴講義(17C後))
- 「小心翼々と怖れてゐるのは」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉霧夜)
- [その他の文献]〔詩経‐大雅・大明〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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小心翼翼
小さなことにまで気をくばり、慎しみ深くする様子。転じて、気が小さくてびくびくしている様子。
[活用] ―たる・―と・―として。
[使用例] 小心翼々たる小政治屋家老然として絹の羽織袴で[杉浦明平*解体の日暮れ|1966]
[使用例] 父は小心翼々とした生真面目な人間ですから[曾野綾子*傷ついた葦|1970]
[解説] 「小心」には、慎み深い意と臆病である意とがあります。「翼翼」は盛んである様子、多い様子、また敬い慎む様子。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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