デジタル大辞泉 「鈍臭い」の意味・読み・例文・類語 のろ‐くさ・い【▽鈍臭い】 [形][文]のろくさ・し[ク]動作がいかにものろい。じれったいほど遅い。「―・い説明のしかた」[類語]もさくさ・もさっと・もさもさ・まぬるい・まのろい・ぼやぼや・鈍どん・とろとろ・ぼちぼち・ぼつぼつ・ぽつぽつ・徐徐・徐徐に・じわじわ・じわりじわり・のたり・のたりのたり・そろり・ゆるゆる・のんびり・ゆったり・悠然・悠悠・便便だらり・便便・のんべんだらり・ずぼら・ものぐさ・ぐうたら・だらしない・しだらない・ちゃらんぽらん・無精・ルーズ・ぶらぶら・ごろごろ・遅い・のろい・まだるい・まだるっこい・とろい・緩慢・緩徐・遅緩・スロー・スローモー・遅遅ちち・のろのろ・そろそろ・ゆっくり・ぐずぐず・もたもた・のっそり・だらだら・のろま・鈍重・ちんたら・のさのさ・のそのそ・とぼとぼ・のこのこ・のそり・のっしのっし・のしのし・かりかり・じりじり・やきもき・むしゃくしゃ・むずむず・うずうず・苛立つ・じれる・苛つく・業を煮やす・痺れを切らす・歯痒い・じれったい・もどかしい・辛気臭い・苛立たしい・躍起・隔靴掻痒・いらいら・荒れる・荒らす・すさむ・すさぶ・焦慮・苛立ち・焦燥・焦る・せく・急き込む・気が急く・逸る・テンパる・焦心・尖る・まどろっこい・手ぬるい・生ぬるい・間怠まだるこしい・煮え切らない・うやむや・あやふや・漠然・おぼろげ・曖昧・どっちつかず・要領を得ない・ぬらりくらり・ぬらくら・のらりくらり・のらくら・ぼやかす・無節操・洞ヶ峠・言を左右にする・言葉を濁す・小心・弱気・引っ込み思案・気弱・内弁慶・陰弁慶・臆病・大人しい・こわがり・内気・怯懦きょうだ・怯弱きょうじゃく・意気地なし・小胆・小心翼翼・弱腰・薄弱・惰弱・柔弱・軟弱・優柔不断・柔い・柔やわ・弱弱しい・女女しい・弱音を吐く・音を上げる・悲鳴を上げる・気が弱い・腰が弱い・肝が小さい・肝っ玉が小さい どん‐くさ・い【鈍臭い】 [形][文]どんくさ・し[ク]まだるい。まがぬけている。「旧式で―・い機械」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「鈍臭い」の意味・読み・例文・類語 どん‐くさ・い【鈍臭】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]どんくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙① まだるっこい。のろくさい。また、ばからしい。あほらしい。まがぬけている。[初出の実例]「鈍(ドン)くさし 同じく鈍なる事也。鈍なると斗いへば、詞ふりたるゆへに あたらしくいひそへたる也」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一)② あいにくである。不都合である。 のろ‐くさ・い【鈍臭】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]のろくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「くさい」は接尾語 ) 「のろい(鈍)」を強めていう語。いかにものろのろしている。軽蔑の意をこめてもいう。[初出の実例]「のろくさい悪体除夜の所がら」(出典:雑俳・歌羅衣(1834‐44)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by