大人しい(読み)オトナシイ

  • おとなし・い

デジタル大辞泉の解説

[形][文]おとな・し[シク]《「おとな(大人)」の形容詞化で、大人らしいが原義
性質や態度などが穏やかで従順なさま。「内気で―・い子」「―・く従う」
騒いだりしないで、静かなさま。比喩的にも用いる。「もう少し―・くしていなさい」「健康なときは―・い細菌も体調を崩すと活発に活動を始める」
色・柄などが落ち着いた感じがするさま。また、大胆さがあまり感じられないさま。「―・い色合い」「―・い着こなし」
他と比べて際だったところがないさま。抑制しているように感じられるさま。「―・い試合運び」「性能テストでは―・い数値が並ぶが、実際使ったときの感じは数値以上だ」
大人びている。大人っぽい。
「年のほどよりはいと―・しく」〈紫式部日記
思慮分別のある年長者らしい。主だっている。
「―・しき侍(さぶらひ)どもをば、太政大臣、左大臣、大納言になし」〈保元・中〉
[派生]おとなしげ[形動]おとなしさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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