焦慮(読み)ショウリョ

デジタル大辞泉 「焦慮」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょ〔セウ‐〕【焦慮】

[名](スル)あせっていらだつこと。いらいらと気をもむこと。また、その気持ち。焦心。「焦慮に駆られる」「事業の不振に焦慮する」
[類語]苛立ち焦燥焦るせく急き込む気が急く逸るテンパる焦心荒れる荒らすすさむすさぶ苛立つかりかりじりじりやきもきむしゃくしゃむずむずうずうずじれる苛つく業を煮やす痺れを切らす歯痒いじれったいもどかしい辛気臭い苛立たしいまだるっこいまどろっこい躍起隔靴掻痒いらいら尖る手ぬるい生ぬるいのろ臭い間怠まだる間怠まだるこしい煮え切らないうやむやあやふや漠然おぼろげ曖昧どっちつかず要領を得ないぬらりくらりぬらくらのらりくらりのらくらぼやかす無節操洞ヶ峠言を左右にする言葉を濁す小心弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり内気怯懦きょうだ怯弱きょうじゃく意気地なし小胆小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断柔いやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く音を上げる悲鳴を上げる気が弱い腰が弱い肝が小さい肝っ玉が小さい

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精選版 日本国語大辞典 「焦慮」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょセウ‥【焦慮】

  1. 〘 名詞 〙 気持をいらだたせること。あせって気をもむこと。また、その気持。焦心。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「進撃が遅遅として進捗していないのに焦慮した反枢軸軍は」(出典:真空地帯(1952)〈野間宏〉四)
    2. [その他の文献]〔温庭筠‐上蒋侍郎啓〕

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普及版 字通 「焦慮」の読み・字形・画数・意味

【焦慮】しよう(せう)りよ

心を労する。唐・温庭侍郎に上(たてまつ)る啓、二〕(こころ)を勞し、慮を焦がし、日をし、年をる。

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