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在来(読み)ザイライ

デジタル大辞泉 「在来」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「在来」の意味・読み・例文・類語

あり‐きたり【在来】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. もとからあること。もとのまま。今までどおり。従来。在来。
    1. [初出の実例]「神武以来あり来りの神社の祭さへせぬやふに、成果(ナリハツ)べきかと」(出典談義本銭湯新話(1754)一)
  3. ( 転じて ) 今までどおりで、少しもめずらしくないこと。ごくありふれていること。型どおりで陳腐なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「趣向は在来(アリキタ)りの筋で一向斬新でないが」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵新詩人)

ざい‐らい【在来】

  1. 〘 名詞 〙 今までふつうにあったこと。これまでどおり。ありきたり。従前。
    1. [初出の実例]「如在来土貢可収納」(出典:新加制式(1562‐73)一五条)
    2. 「御米が在来(ザイライ)よりどれ程力めてゐるかが能く解った」(出典:門(1910)〈夏目漱石一一)

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普及版 字通 「在来」の読み・字形・画数・意味

【在来】ざいらい

従来。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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