好んで(読み)コノンデ

デジタル大辞泉 「好んで」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「好んで」の意味・読み・例文・類語

このん‐で【好で】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「このみて」の変化した語 )
  2. みずから望んで。好きで。
    1. [初出の実例]「仍て春秋を以て質(むかはり)とす。春秋姿顔(かほ)を美(よ)うして善(コノムテ)談笑(ほたきこと)す」(出典日本書紀(720)大化三年(北野本訓))
    2. 「いかに聖人のうらなり君だって、好んで猿の相手になりたくもないだらうに」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉八)
  3. しばしば。よく。
    1. [初出の実例]「好んで馬に騎(の)り。隊中常に相ひ闘殺す」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む