率先(読み)ソッセン

デジタル大辞泉 「率先」の意味・読み・例文・類語

そっ‐せん【率先/帥先】

[名](スル)ひとの先に立って事を行うこと。進んで事をすること。「―して手伝う」
[類語]音頭取り先んずる先んじる先立つ先駆ける先走る先に立つ先頭を切る先行先導主導誘導先駆前駆先回り抜け駆けリード求めて奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで進取前向きわざわざわざと強いてたってことさら乗り気進んで我勝ち我先我も我も喜んで喜ぶしゃかりきしゃにむにどしどしアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと我劣らじとわざとらしいむに止まれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき野心満満活発快活精彩元気動的ダイナミックエネルギッシュエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのよう建設的肯定的発展的計画的情熱的熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタルバイタリティー生き生き溌剌はつらつ生生せいせいビビッド腰を入れるもりもり盛ん鬱然澎湃ほうはい勃勃油然ゆうぜん湧然沸沸むくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐く肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る

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精選版 日本国語大辞典 「率先」の意味・読み・例文・類語

そっ‐せん【率先・帥先】

  1. 〘 名詞 〙 衆をひきいて先に立つこと。他の人にさきがけて物事をすること。また、そのもの。しゅっせん。
    1. [初出の実例]「卿情存公平。率先百寮」(出典続日本紀‐和銅元年(708)七月乙巳)
    2. 「此れからは〈略〉率先して殖産興業の事に従はうと云ふので」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐循吏伝序〕

しゅっ‐せん【率先】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅつ」は「率」の漢音 ) 先に立って事を行なうこと。そっせん。
    1. [初出の実例]「一層(ひとしほ)勤勉の力を致し率先(シュッセン)(〈注〉ヒキイサキダチ)して之を鼓舞せざるべけんや」(出典:新聞雑誌‐二〇号・明治四年(1871)一一月)

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普及版 字通 「率先」の読み・字形・画数・意味

【率先】そつせん

まっ先。〔晋書、顧栄伝〕(殷祐の箋)榮、躬(みづか)ら矢石に當り、衆の爲に先す。

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