デジタル大辞泉 「えいやっと」の意味・読み・例文・類語 えいやっ‐と [副]1 力を入れて、また、思い切りよく事を行うさま。「仕事をえいやっと終わらせる」2 ようやく。やっとのことで。「―箱根の駅に着きて候」〈滑・膝栗毛・二〉[類語]一気に・一挙に・一息に・一気呵成・一度に・一斉・一時いちじに・一時いちどきに・一遍に・一足飛び・自ら・手ずから・直直じきじき・直接・直接的・直じかに・身を以て・自発的・ダイレクト・アクティブ・アグレッシブ・故意・作為・作為的・意識的・意図的・未必の故意・ことさら・自主的・主体的・意欲的・能動的・積極的・精力的・好んで・あえて・進取・進んで・求めて・喜ぶ・喜んで・前向き・乗り気・我先・我勝ち・我劣らじと・わざとらしい・止やむに止まれぬ・及ばずながら・献身的・強気・強引・押して・努めて・曲げて・断固・断然・思い切って・伸のるか反るか・思う様・思う存分・存分・思いのまま・力一杯・精一杯・率先・果敢・惜しみない・意気込む・本腰・本腰を入れる・入れ込む・ひたむき・誓って・活動的・わざわざ・わざと・強いて・たって・我も我も・しゃかりき・しゃにむに・どしどし・ポジティブ・野心満満・活発・快活・精彩・元気・動的・ダイナミック・エネルギッシュ・エナジェティック・脂あぶらが乗る・水を得た魚うおのよう・建設的・肯定的・発展的・計画的・情熱的・熱狂的・熱情的・白熱的・激越・狂熱・熱烈・烈烈・熱血・熱っぽい・血が騒ぐ・血気盛ん・パッショネート・ホット・バイタル・バイタリティー・生き生き・溌剌はつらつ・生生せいせい・ビビッド・奮って・腰を入れる・もりもり・盛ん・鬱然・澎湃ほうはい・勃勃・油然ゆうぜん・湧然・沸沸・むくむく・みなぎる・みなぎらす・溢あふれる・燃え上がる・沸き上がる・沸き立つ・込み上げる・たぎる・高ぶる・発揚・燃える・燃え立つ・鼻息が荒い・血気に逸はやる・奮い起こす・奮い立つ・気を吐く・肩肘かたひじ張る・勢い込む・気張る・張り切る・腕が鳴る・腕に縒よりをかける・ハッスル・したり顔・自慢顔・自慢たらしい・胸を張る・得意満面・得意顔・有頂天・意気揚揚・鬼の首を取ったよう・欣喜雀躍きんきじゃくやく・意気が揚がる・どや顔・手柄顔・天狗になる・見得を切る・大見得を切る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「えいやっと」の意味・読み・例文・類語 えいやっ‐と [ 1 ] 〘 副詞 〙① 力を尽くして。努力して。また、たくさん。非常に。[初出の実例]「この取合は、えいやっと長げれども畧するぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一)② やっとのことで。かろうじて。[初出の実例]「立春旧年なりければ、ゑいやっと越ぬる年や二またげ〈重方〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)[ 2 ] ( 掛け声から転じて ) =えいやっとう[ 二 ][初出の実例]「どふであのわろ達はおらが様に鎧(よろひ)着て、エイヤットをするを芝居事だと思はるるのであるべい」(出典:浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by