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はんban

翻訳|ban

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


はん
ban

中国の体鳴楽器長方形の堅い板の端に穴をあけ,紐を通して数枚を結び,穴と反対側の端を開いては打合せる。唐代の宴楽や散楽に拍板の名で用いられ,のちに劇楽に使われた。京劇では単皮鼓と板とを1人が奏し,リズムをリードする。日本には清楽の楽器として輸入されたほか,沖縄地方では三板 (さんば) という名称で民俗音楽に用いられている。

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デジタル大辞泉の解説

いた【板】

材木を薄く平たく切ったもの。「床にを張る」
金属・石または合成樹脂などを薄く平たくしたもの。「ガラス」「ブリキ
まな板。
板場(いたば)」「板前(いたまえ)」の略。「さん」
板付き蒲鉾(かまぼこ)」の略。「わさ」
芝居の舞台。「新作をに掛ける(=上演スル)」
版木(はんぎ)。
《「掲示板」の「板」から》電子掲示板(BBS)のこと。また、掲示板サイトの中で、テーマ別に集めたスレッド2の集合。
株式などの相場で、売買注文の指値ごとの需給数量を示した表。またその情報。
10板の物」の略。
11 板敷き。板縁。
「つややかなる―のはし近う、鮮やかなる畳一枚(ひとひら)うちしきて」〈・三六〉

はん【板】[漢字項目]

[音]ハン(漢) バン(慣) [訓]いた
学習漢字]3年
〈ハン〉
木を薄く平らに切ったもの。また、そうした形状のもの。いた。「甲板(かんぱん・こうはん)乾板(かんぱん)合板鉄板(てっぱん)
(「」と通用)文字を彫る木のいた。版木。「板刻開板官板(かんぱん)宋板(そうはん)
拍子をとるいた。「拍板
〈バン〉
いた。「板木(ばんぎ)板書看板鋼板黒板回覧板掲示板
いたのように平たくて変化がない。「平板
野球で、投手板のこと。「降板登板
(「鈑(ばん)」の代用字)いたがね。「板金
〈いた〉「板前戸板胸板(むないた)床板羽子板
[難読]三板(サンパン)舢板(サンパン)拍板(びんざさら)

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世界大百科事典 第2版の解説

はん【板】

東アジアの体鳴楽器。地域,時代,ジャンルによって形態や名称が異なるが,(1)数枚の板を同時に打ち合わせるもの,(2)1枚の板を槌(つち)などで打つもの,に大別される。また,中国では拍子を意味する楽語としても用いられる。 (1)はおもに中国,朝鮮にみられる打楽器で,拍板,拍ともいう。中国では唐代の散楽(雑技)に横笛,腰鼓(ようこ)とともに用いられ,8世紀以後宮廷や民間の宴饗楽に用いられるようになった。

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大辞林 第三版の解説

いた【板】

木材を薄く平たく切ったもの。 「 -塀ぺい」 「棚-」
薄く平たいもの。 「鉄の-」 「 -ガラス」
「板付き蒲鉾かまぼこ」の略。 「 -わさ」
俎板まないたのこと。
板前・板場のこと。 「 -さん」
〔板敷・板の間の意から〕 舞台。 「 -にのせる」
才取会員が正会員からうけた売買注文について銘柄別に記録したものの俗称。才取会員の注文控。
版木のこと。
「板敷」の略。 「夜ふくるまで-の上にゐて/落窪 2

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


いた
boardplank

板状をした木材。広義には製材に関する日本農林規格JAS(ジャス))の板類を、狭義にはそのなかの板をいう。板には面に現れる木目(もくめ)の形により、柾目(まさめ)と板目とがある。柾目は年輪に直交する方向に製材したもので、反(そ)り、ねじれ、収縮などの変形が小さい。板目は年輪の接線方向に製材したもので、反りなど変形に対する注意が必要である。厚さが6~9ミリメートルの薄板は天井や羽目板に、12~15ミリメートルのものは床板に、20ミリメートル以上のものは棚板として用いられる。一般には、金属や石その他薄く平らなものを板という場合がある。[向井 毅]

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