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ぜに

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


ぜに

貨幣の一種。鵞眼 (ががん) ,青鳧 (せいふ) ,鳥目 (ちょうもく) ,青銅ともいわれ,円形で中央に穴のある金属貨幣。銅を主材料とし,これに金,銀,鉄,鉛,真鍮などを入れて鋳造されたこともあった。

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デジタル大辞泉の解説

ぜ‐ぜ【銭】

ぜに(銭)をいう幼児語。おぜぜ。

ぜに【銭】

《「せん(銭)」の音変化》
金・銀・銅など、金属でつくられた貨幣。多く円形で、中央に穴がある。
貨幣。金銭。かね。「をためる」
江戸時代、銅・鉄でつくられた貨幣。金・銀でつくられたものに対していう。
紋所の名。銭の形をかたどったもの。

せん【銭】

貨幣の単位。円の100分の1。
昔の貨幣の単位。貫の1000分の1。文(もん)

せん【銭〔錢〕】[漢字項目]

[音]セン(漢) [訓]ぜに
学習漢字]5年
〈セン〉
ぜに。かね。「銭湯悪銭金銭古銭口銭賽銭(さいせん)借銭鋳銭銅銭米銭連銭(れんぜん)
貨幣の単位。円の一〇〇分の一。「一銭
〈ぜに〉「銭形小銭日銭身銭

ちゃん【銭】

唐音》ぜに。金銭。ちゃんころ。
「―一文無き此の身の仕合せ」〈浮・新色五巻書・一〉

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜに【銭】

日本では貨幣の総称として銭という用語が使われるが,金銀貨との比較のうえで銭貨といえば,主として銅銭を意味する。日本最初の官銭としての銭貨は708年(和銅1)鋳造の和同開珎(わどうかいちん)で,以後,万年通宝,神功開宝,隆平永宝,富寿神宝,承和昌宝,長年大宝,饒益神宝,貞観永宝,寛平大宝,延喜通宝,乾元大宝のいわゆる皇朝十二銭が鋳造・発行された。中世に入ると各種の中国渡来銭が日本に流入して渡唐銭と呼ばれ,鎌倉時代には宋・元の銭貨が,室町時代には明銭が主として用いられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ぜぜ【銭】

〔幼児語〕
ぜに。おかね。おあし。

ぜに【銭】

〔字音「せん」の「ん」を「に」と表記したもの〕
四角い穴のある円形の金属貨幣。金・銀・銅などで作る。日本では和同開珎かいちんが最初。鵝眼ががん。鵝目。鳥目ちようもく
江戸時代、銅・鉄製の貨幣。金・銀製の貨幣に対していう。
貨幣一般の俗称。かね。金銭。 「 -勘定」
家紋の一。銭の形を図案化したもの。真田六文銭など。
[句項目]

せん【銭】

金・銀の貨幣に対して、銅・鉄などの貨幣の称。ぜに。 「一文-」 「天保-」
貨幣の単位。円の100分の1。
昔の貨幣の単位。一貫の1000分の1。文もん
重量の単位。一貫の1000分の1(3.75グラム)。匁もんめ

ちゃん【銭】

〔唐音「ちぇん」の転という〕
ぜにのこと。かね。ちゃんころ。 「 -が一文なくて/浮世草子・永代蔵 5

出典|三省堂
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