静心(読み)シズココロ

デジタル大辞泉 「静心」の意味・読み・例文・類語

しず‐こころ〔しづ‐〕【静心】

《「しずごころ」とも》静かな心。穏やかな落ち着いた心。
「春は惜し郭公ほととぎすはた聞かまほし思ひわづらふ―かな」〈拾遺・雑春〉
[類語]物静か内気弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり小心小胆怯懦きょうだ怯弱きょうじゃく意気地なし小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断やわやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く・音を上げる・悲鳴を上げる・気が弱い腰が弱い煮え切らない肝が小さい・肝っ玉が小さい・温順柔順従順温柔温良順良素直穏和おだやかおとなしやか控えめ優しい内向的人見知りしんねりむっつりシャイ心静か安らか安穏のどか悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのんびり屈託無い自然体のんどりしなやかしとやかなよやかなよなよしっとり物柔らか静静しずしずソフトおっとり婉然えんぜんしおらしい閑語たおやかナイーブ心優しい柔和温雅鷹揚おうよう従容しょうよう悠悠閑閑おおどかつつましい奥ゆかしい泰然自若平静冷静しみじみしっぽりしんみり静まる温顔温容春風駘蕩たいとう穏便粛粛静謐せいひつ静粛

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精選版 日本国語大辞典 「静心」の意味・読み・例文・類語

しず‐ごころしづ‥【静心】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しずこころ」とも ) 静かな心。落ち着いた心。しずまった気持。しずごころばせ。
    1. [初出の実例]「春は惜し郭公はた聞かまほし思ひわづらふしづ心哉〈清原元輔〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑春・一〇六六)

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普及版 字通 「静心」の読み・字形・画数・意味

【静心】せいしん

心静か。

字通「静」の項目を見る

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