温顔(読み)オンガン

デジタル大辞泉 「温顔」の意味・読み・例文・類語

おん‐がん〔ヲン‐〕【温顔】

穏やかな、あたたかみのある顔つき。温容。「温顔に接する」
[類語]物静か内気弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり小心小胆怯懦きょうだ怯弱きょうじゃく意気地なし小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断やわやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く・音を上げる悲鳴を上げる・気が弱い腰が弱い煮え切らない肝が小さい・肝っ玉が小さい・温順柔順従順温柔温良順良素直穏和おだやかおとなしやか控えめ優しい内向的人見知りしんねりむっつりシャイ心静か安らか安穏のどか悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのんびり屈託無い自然体のんどりしなやかしとやかなよやかなよなよしっとり物柔らか静静しずしずソフトおっとり婉然えんぜんしおらしい閑語たおやかナイーブ心優しい柔和温雅鷹揚おうよう静心しずこころ従容しょうよう悠悠閑閑おおどかつつましい奥ゆかしい泰然自若平静冷静安静しみじみしっぽりしんみり静まる温容春風駘蕩たいとう穏便粛粛静謐せいひつ静粛

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精選版 日本国語大辞典 「温顔」の意味・読み・例文・類語

おん‐がんヲン‥【温顔】

  1. 〘 名詞 〙 やさしくおだやかな顔つき。
    1. [初出の実例]「卿士之侍温顔。宜堯日之長照」(出典本朝麗藻(1010か)下・冬日陪於飛香舎聴第一皇子始読御注孝経〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐韓王信伝〕

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普及版 字通 「温顔」の読み・字形・画数・意味

【温顔】おん(をん)がん

おだやかな顔色。〔漢書、韓王信伝〕(韓増)人と爲り和自ら守り、辭(そんじ)を以て上に承け下に接し、を失ふ無し。

字通「温」の項目を見る

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