のんどり(読み)ノンドリ

デジタル大辞泉 「のんどり」の意味・読み・例文・類語

のんどり

[副](スル)のどかなさま。のんびりとしたさま。
「―した暗碧あんぺきなその水の面には」〈秋声あらくれ
[類語]心静か穏やか温和物静かおとなしやか安らか安穏悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのんびり屈託無い自然体のどか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「のんどり」の意味・読み・例文・類語

のんどり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) ゆったりとして、こせこせしないさまを表わす語。のんびり。
※玉塵抄(1563)三「雪のきえてのんどりとなったことぞ」
雑俳・なには土産(1844)「ほんにマア・子はのんどりと育たひ」

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