自然体(読み)シゼンタイ

デジタル大辞泉 「自然体」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐たい【自然体】

剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢。
気負いのない、自然な態度
[類語]悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのどかのんびり屈託無い心静か穏やか温和物静かおとなしやか安らか安穏のんどり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自然体」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐たい【自然体】

  1. 〘 名詞 〙 体または心がありのままの状態でいること。また、特に柔道で、きわめて自然に柔らかに立った構えをいう。しぜんてい。
    1. [初出の実例]「小努力の痕跡を、もう一度逆の方向に払拭して自然体となり」(出典:欣求浄土(1968)〈藤枝静男〉)

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世界大百科事典(旧版)内の自然体の言及

【柔道】より

…柔道は〈礼に始まり礼に終わる〉といって礼法をたいせつにするが,礼法には立礼と座礼がある。姿勢は攻撃防御に一番適した姿勢を良しとし,柔道では自然体を基本としている。自然体には自然本体,右自然体,左自然体がある。…

※「自然体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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