デジタル大辞泉
「曖昧模糊」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あいまい‐もこ【曖昧模糊】
- 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 物事がはっきりしないで、ぼんやりしていること。また、そのさま。
- [初出の実例]「曖昧模糊(アイマイモコ)の間に風評が消えたは」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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曖昧模糊
物事がはっきりしないで、ぼんやりしていること。また、その様子。
[活用] ―たる・―とした。
[使用例] 描写は少しも眼に浮かび上がってこない。そうして読み終わったあとは、何を書こうとしているのか意図は曖昧模糊であった[松本清張*渡された場面|1976]
[使用例] そのころぼくは、自分自身があたかも影のように曖昧模糊としてしまい、まったく現実性を失ってしまうような感じにときとすると襲われたものであったから[北杜夫*幽霊|1960]
[解説] 同意の「曖昧」と「模糊」を重ねて強調した表現。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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