ぽおん(読み)ポオン

デジタル大辞泉 「ぽおん」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「ぽおん」の意味・読み・例文・類語

ぽおん

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 勢いよく打ったり蹴ったり放ったりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「横面をポーンと打たから」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一)
  3. きっぱりはねつけるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「『マア何うも出来ねへ、御断わりしやす』ポーンと一ツ刎ねられた」(出典:落語・情死の情死(1896)〈四代目橘家円喬〉)
  4. 「ぼおん」よりも軽い音を表わす語。
    1. [初出の実例]「何処かの壁から時計の音が、さも眠気に一つポウンと遠く響いて来た」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉中)

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