ぽおん(読み)ポオン

デジタル大辞泉 「ぽおん」の意味・読み・例文・類語

ぽおん

[副]勢いよく、物を打ったり、ったり、投げたりするさま。「ぽおんボールを打ちかえす」
[類語]どんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんどてんどたんどたりすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんどしんばあんぱあんばたりぱたりばたんぼおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぽおん」の意味・読み・例文・類語

ぽおん

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 勢いよく打ったり蹴ったり放ったりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「横面をポーンと打たから」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一)
  3. きっぱりはねつけるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「『マア何うも出来ねへ、御断わりしやす』ポーンと一ツ刎ねられた」(出典:落語・情死の情死(1896)〈四代目橘家円喬〉)
  4. 「ぼおん」よりも軽い音を表わす語。
    1. [初出の実例]「何処かの壁から時計の音が、さも眠気に一つポウンと遠く響いて来た」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉中)

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