どかどか(読み)ドカドカ

デジタル大辞泉 「どかどか」の意味・読み・例文・類語

どか‐どか

[副]
大勢の者が足音をたてて、さわがしく出入りするさま。「客がどかどか(と)入ってくる」
物事一時に集中するさま。「問い合わせがどかどか(と)来る」「入学の諸費用がどかどか(と)必要になる」
[類語]ぞろぞろどやどやわんさわんさどっとどすどすどしどしどたどたつかつかずかずかのこのこすたすたばんばんぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかちゃかちゃかちりかちかちこつこつどんとんとんとんどんどんかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりかんかんどてんどたんどたりすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんどしんばあんぱあんぱたりばたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽくぽくちんちんやかましいうるさい騒騒しい騒がしいかまびすしいかしましいにぎやか騒然喧騒喧喧囂囂けたたましい

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精選版 日本国語大辞典 「どかどか」の意味・読み・例文・類語

どか‐どか

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 太鼓など大きな音が続けて響くさま、また、重いものが続けて落ちるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「とかとかと花の上なる馬ふん哉」(出典:俳諧・七番日記‐文化九年(1812)二月)
  3. 主として大勢の者が、荒々しい足音をたてて、無遠慮に出入りしたり、動きまわったりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「大衆ども甲冑帯し数十人、どかどかと入り来たり」(出典:浄瑠璃・吉野忠信(1697頃)四)
  4. 「どか[ 一 ]」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「どかどかと・積りこたへぬまつの雪」(出典:雑俳・楊梅(1702))

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