ぱたり(読み)パタリ

デジタル大辞泉 「ぱたり」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぱたり」の意味・読み・例文・類語

ぱたり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる。「ばたり」よりやや軽い感じを表わす )
  2. ばたり
    1. [初出の実例]「パタリと落ちるは一通の手紙なり」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉五)
  3. ばたり
    1. [初出の実例]「阿母(おふくろ)板戸のパタリと閉(しまっ)たを見送って」(出典破垣(1901)〈内田魯庵〉一)
  4. ばたり
    1. [初出の実例]「其中に話がぱたりとお仕舞になりました」(出典:姉と弟(1892)〈嵯峨之屋御室〉六)

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