ヘンリー[5世](読み)ヘンリー

百科事典マイペディアの解説

ヘンリー[5世]【ヘンリー】

ランカスター朝イングランドの国王(在位1413年―1422年)。ヘンリー4世の長男。ロラード派の動きを押さえ国内の治安を確保。百年戦争を再開して1415年アジャンクールの戦に勝ち,トロアの和約フランス王位継承権を得たが,パリ郊外で陣没。中世騎士の典型とされる。
→関連項目ヘンリー[6世]

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘンリー[5世]【Henry V】

1387‐1422
ランカスター朝第2代のイングランド王。在位1413‐22年。ヘンリー4世の長子。軍事的才能と指導力に富み,先2代の対仏和平策を転換,フランス王位継承権の主張および膨大な対仏領土要求を掲げ,1415年百年戦争を再開,アジャンクールに大勝し,17年ノルマンディー征服に着手した。略奪および身代金目当ての在来型長征,遭遇戦戦術をやめ,攻城戦により約2年で征服を完了,植民に着手する。フランスの内紛に乗じブルゴーニュ公,フランス王妃と結びトロア条約(1420)によりフランス王女と婚約,摂政・王位継承権者となる。

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世界大百科事典内のヘンリー[5世]の言及

【百年戦争】より

…百年戦争はようやく後半の段階に入る。
[〈フランス戦争〉の再開と終末]
 1415年,ランカスター王家のヘンリー5世は自ら兵を率いてノルマンディーに入り,北上してアザンクールの戦にフランス王軍を破った。イギリス側のいう〈フランス戦争〉の開始である。…

※「ヘンリー[5世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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