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ラフ Raff, Joseph Joachim

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラフ
Raff, Joseph Joachim

[生]1822.5.27. チューリヒ近郊ラッヘン
[没]1882.6.25. フランクフルトアムマイン
ドイツの作曲家。独学で作曲を学び,メンデルスゾーンに認められる。 1849~53年ワイマールでリストの助手をつとめた。 77年フランクフルトのホーホ音楽院院長に就任。作品は交響曲 11,オペラ,協奏曲室内楽など。

ラフ
ruff

ヨーロッパの 16~17世紀にかけて男女に用いられた独特のひだ襟。一般には薄手上質の亜麻布寒冷紗,ローンなどに糊づけして丸ごてをあてながら連続したS字形波状にひだ寄せしてつくり,ときには青や黄などの非常に淡い色が施された。盛期のものはきわめて高度な技術を必要とし,高価であった。形や大きさは時代によってさまざまであり,初期のものは小型で単純であったが,次第に大型で入念な車輪形となり,何段にも重ねてレースの縁飾りを施したものが多くなった。このため 15mもの布地を必要とするものもあった。 17世紀に入ると,襟状に垂れ下がる型や扁平に首を支える型,うなじの方向に扇形に広がる型などに変り,扇形のものは針金の枠で支えられた。発生は定かではないが,16世紀を支配したスペイン風の流行とともにイタリアを経由してヨーロッパ中に広まったと考えられる。ラフは南蛮文化とともに日本にも渡来し,安土桃山時代伊達者に用いられた。

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デジタル大辞泉の解説

ラフ(rough)

[名]
硬式テニスで、ラケットの裏側。かつてラケットに飾り糸を付けていた頃、糸が凸凹になっている面を言った。⇔スムーズ
ゴルフコースで、フェアウエーやグリーンの外辺の草や芝を刈っていない不整備地帯。
[形動]
荒っぽいさま。乱暴なさま。「ラフなプレー」「仕事ぶりがラフだ」
大まかなさま。「ラフなプラン」「ラフスケッチ」
形式ばらず、気取らないさま。「ラフな服装」
表面がざらざらしているさま。「ラフな布地」

ラフ(ruff)

16世紀半ばから約1世紀間、ヨーロッパの男女に用いられた襞襟(ひだえり)。麻にのりづけして技巧的にひだ寄せしたものが多い。

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)の解説

ラフ

チューリッヒ近郊のラーヘンに生まれる。ピアニスト、作曲家、教師。シュヴィーツのイエズス会ギムナジウムで教育を受けた。1844年にピアノ曲op.2~6をメンデルスゾーンの推薦で出版される。1945年にフ ...続き

出典|(社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ラフ【Joachim Raff】

1822‐82
ドイツの作曲家。F.リストの助手を務めたのち,1856年よりウィースバーデンでピアノ教師。77年よりフランクフルト・アム・マインのホーホ音楽院院長。リストを中心とする新ドイツ楽派の一人に数えられ,リストの交響詩のいくつかは彼がオーケストレーションを担当。11曲の交響曲やオペラをはじめ各ジャンルにわたり作品を残したが,とりわけバイオリンのための《六つの連作小品》(作品85,1859)に含まれた《カバティーナ》は有名で,軽快な抒情性を特徴としている。

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大辞林 第三版の解説

ラフ【ruff】

首の周りを取り囲む襞ひだ襟。一六、七世紀の西洋で、貴族が用いた。

ラフ【rough】

( 形動 )
手ざわりがざらざらしているさま。 「 -な布」
荒っぽいさま。乱暴なさま。 「 -な扱い」
大まかなさま。無造作なさま。くだけたさま。 「 -なプラン」 「 -な服装」
( 名 )
ゴルフ-コースで、フェア-ウエー以外の手入れをしていない草地。 「 -につかまる」
硬式テニスのラケットで、飾り糸の編み目のこぶが粗い方の面。トスの際、ラケットの表裏をこれで見分ける。 ↔ スムーズ
[派生] -さ ( 名 )

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