百科事典マイペディア 「上野[市]」の意味・わかりやすい解説 上野[市]【うえの】 三重県中北部,上野盆地を占める旧市。1941年市制。中心市街は江戸時代藤堂氏の城下町で,整然とした碁盤町割が残る。伊賀流忍術発祥地,松尾芭蕉の生地としても有名。明治以降幹線交通網からはずれ農村地域となっていたが,1965年名阪国道開通後に工業化が進んだ。特産に組ひも,伊賀焼,木綿があり,伊賀米,清酒の産も多い。北部に関西本線,市街には近鉄伊賀線が通じる。2004年11月名賀郡青山町,阿山郡伊賀町,阿山町,大山田村,島ヶ原村と合併し市制,伊賀市となる。195.26km2。5万9417人(2003)。→関連項目上野盆地 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報