末末(読み)スエズエ

デジタル大辞泉 「末末」の意味・読み・例文・類語

すえ‐ずえ〔すゑずゑ〕【末末】

1 時間的に先のほう。行く末。さきざき。将来。副詞的にも用いる。「末末楽しみな少年」
2 子孫。後裔こうえい。「末末に語り伝える」
3 空間的に先のほう。先端。「葉の末末が色づく」
4 一族の中で年下の人。末輩。
「弟の君達きんだちも、まだ―の若きは」〈源・柏木〉
5 身分が低い人。しもじも。
「若く―なるは、宮仕へに立ち居」〈徒然・一三七〉
[類語]未来・今後・将来・末・行く末・前途・向後・自今・来たる・近未来・目先・行く先・行く手・行く行く・行方・先行き・先先・先・生い先・あと・のち・あとあと・のちのち・後年・他年・この後・これから・向こう・軈やがて・間もなく・程なく・そろそろ・追っつけ・追って・そのうち・今に・追い追い・遠からず・遅かれ早かれ・早晩・いずれ・いつか・近日・近く・じき・もう・今にも・すぐ・直ちに・早速・すぐに・すぐさま・即・直接・日ならず・日ならずして・近近ちかぢか・近近きんきん・直じきに・後日・他日・不日・又の日・上げず・ぼちぼち・目前・秒読み・カウントダウン・追っ掛け・時間の問題・ややあって・今日明日・すかさず・間を置く・時を移さず・この先・目の前・目睫もくしょう・間近・間近い・徐徐・老い先・末長く・末始終・後程・以後・以降・以来・その後・事後・爾後じご・爾来じらい・押し迫る・差し迫る・切迫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「末末」の意味・読み・例文・類語

すえ‐ずえすゑずゑ【末末】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 位置が末の方の部分。端。先端の方。
    1. [初出の実例]「心もとなき花のすゑすゑたをりてもてあそびけりと見ゆ」(出典:青表紙一本源氏(1001‐14頃)蜻蛉)
  3. ② 時間的に後であること。これから先。将来。行く末。のちのち。
    1. [初出の実例]「かかる人々のすゑすゑいかなりけむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)末摘花)
  4. ③ 兄弟、一族、一党などのうちで年下の者、末輩の者、末席の者。
    1. [初出の実例]「弟のきんだちも、又すゑすゑの若きは、親とのみ頼み聞え給へるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)
  5. ④ 子孫。後裔(こうえい)。末裔(まつえい)。
    1. [初出の実例]「歌よむといはれ侍りしすゑずゑは」(出典:枕草子(10C終)九九)
  6. ⑤ 地位や身分の低いもの。卑しい人。しもじも。下人。
    1. [初出の実例]「すゑすゑのふねにいたるまでたひらかにのぼり給にき」(出典:大鏡(12C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 ( [英語] bargain ) 掘り出し品。見切品。また、バーゲンセールのこと。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕[初出の実例]「バーゲンの整理券をつかんで」(出典:にんげん動物園...

バーゲンの用語解説を読む