百科事典マイペディア 「池田[市]」の意味・わかりやすい解説 池田[市]【いけだ】 大阪府北部の市。1939年市制。北部は丘陵地,南部は大阪平野の一部で,古名を呉羽里(くれはのさと)といい,渡来人による織布技術伝承の地とされる。兵庫県境を南流する猪名(いな)川左岸の中心市街は近世に炭(池田炭),果実の取引市で栄え,元禄年間には灘五郷と並ぶ酒造地でもあった。阪急宝塚線が通じ,大阪市の衛星都市となり,大阪国際空港に近い南部には小型自動車,光学レンズの工場が立地。農村部では植木・苗木栽培が盛ん。中国自動車道,阪神高速道路が通じる。22.14km2。10万4229人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報