デジタル大辞泉 「沢」の意味・読み・例文・類語
さわ〔さは〕【沢】
2 山あいの比較的小さい渓谷。「
[類語](1)沼・池・湖・沼沢・湖沼・泥沼・潟・小川・細流・せせらぎ・川・河川・大河・大江・江河・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
山地斜面を刻み込んでいる小さな谷で、尾根に対する語。普段は多少湿っている程度で、雨が降ったときだけ水流がみられる。地方によってはかなり大きな谷でも沢とよぶことがある。恒常的に水が流れていても沢とよぶ場合があり、沢、谷、川などはそれほど厳密に区別して用いられていない。谷川岳の一ノ倉沢、マチガ沢、北穂高岳の涸沢(からさわ)などのように登山ルートとして稜線(りょうせん)沿いのコースよりも有名になっている所もある。水面や湿地を沢とよぶこともあり、沼沢地という場合がこれに相当する。
[髙山茂美]
…現代では狭義にはヘアオイル,香油であるが,広義にはヘアクリーム,ポマード,チック,ヘアリキッドなどもいう。中国では古くから,ゴマ油やクルミ油を綿にしみ込ませて広口の壺に入れた髪油を,沢(たく)とよんでいた。日本でも奈良時代以降,沢を阿布良和太(あふらわた)とよんでいたことが《和名抄》にみえる。…
※「沢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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