錦[町](読み)にしき

百科事典マイペディア 「錦[町]」の意味・わかりやすい解説

錦[町]【にしき】

山口県東部,玖珂(くが)郡の旧町。錦川中流域を占め,主集落の広瀬は錦川と支流宇佐川合流点付近にあり,錦川鉄道の終点。農林業を営み,ワサビコンニャクを特産する。西中国山地国定公園の寂地(じゃくち)山,木谷峡など景勝地が多い。2006年3月玖珂郡由宇町,玖珂町,周東町,美川町,美和町,本郷村岩国市へ編入。210.32km2。4103人(2003)。

錦[町]【にしき】

熊本県南部球磨(くま)郡の町。主集落は人吉盆地にあり,くま川鉄道が通じる。球磨川に沿う北部水田多く,南部は畑作地で,果樹栽培が盛ん。茶の栽培も行いナシモモを特産する。85.04km2。1万1075人(2010)。

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