デジタル大辞泉 「望」の意味・読み・例文・類語
ぼう【望】[漢字項目]
[学習漢字]4年
〈ボウ〉
1 遠方を見渡す。「望遠・望郷・望見・望楼/一望・遠望・観望・仰望・眺望・展望」
2 まちのぞむ。願う。のぞみ。「望外/渇望・願望・希望・志望・失望・嘱望・切望・絶望・
3 人々に期待されること。よい評判。名声。「威望・才望・衆望・信望・人望・声望・徳望・名望」
4 満月。「
〈モウ〉のぞむ。のぞみ。「懇望・所望・大望・本望」
[名のり]のぞみ・まどか・み
[難読]
①の挙例の「万葉‐一五二〇」については②の意とする説もあるが、②は漢文の訓読から発生したともいわれ、「古事記」や「日本書紀」での「望」字の意味から①とする説が有力である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…太陽に対して月が天球を一周する時間で,29.530589日。太陽と月の黄経の差が0度のときを朔といい,180度のときを望という。ある朔から次の朔まで(あるいはある望から次の望まで)を朔望月という。…
…したがって,衝のころは惑星の表面の観測や暗い小惑星の位置観測の好機である。なお,満月は月の衝にあたり,これを〈望〉という。【湯浅 学】。…
…月と太陽の視黄経の差が180゜となる瞬時,すなわち望のこと,またそのときの月をいう。月と太陽は地球を中にほぼ反対側にある(正反対のときは月食)。…
※「望」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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