トルネード(英語表記)tornado

翻訳|tornado

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トルネード
tornado

北アメリカ大陸で発生する非常に大きな竜巻。おもに中南部で春に発生し,しばしば人的被害をもたらす。大きさは,直径およそ 100~600mで,寿命は数分から 10分程度であるが,中心付近の最大速域では 100m/s以上の風速となると推測されている。

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デジタル大辞泉の解説

トルネード(tornado)

北アメリカ大陸の中南部地方に多く起こる大規模な竜巻。大被害をもたらす。

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百科事典マイペディアの解説

トルネード

主として北米ロッキー山脈以東に発生する大規模な竜巻。母雲(積乱雲)の雲底からたれ下がった漏斗(ろうと)雲を伴う強烈な渦巻で,中心付近の風速は毎秒100m以上。近くでは飛行機の爆音のような音がする。直径は数百m程度で,破壊を伴いながら移動する。米国では年間600〜700個のトルネードが発生し(5月が最も多く,6月がこれに次ぐ),建物などにばくだいな被害を出し,日本の台風同様の予報や警報を発して対策を講じている。なお,水上に発生するものをウォータースパウトという。
→関連項目ダウンバースト熱帯低気圧

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世界大百科事典 第2版の解説

トルネード【tornado】

北アメリカ大陸の主として中南部に発生する大気の激しい渦巻。日本の竜巻と同様のものであるが,それよりも規模の大きいものが多い。また,竜巻という言葉は陸上・海上ともに用いられるが,トルネードは一般に陸上の現象に用いられ,海上のものはウォータースパウトwaterspoutといわれる。巨大な積乱雲の底から漏斗状または柱状の雲が垂れ下がり,通常,地上から巻き上がる砂塵を伴う。渦巻は一般に低気圧性の回転(北半球では反時計回り)であり,その直径は100~500mとさまざまである。

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大辞林 第三版の解説

トルネード【tornado】

北アメリカの、主として中南部に見られる大規模な竜巻。特に、春から初夏にかけて多く発生し、破壊力が大きい。
アフリカ西海岸で3~4月と10月に発生する、旋風を伴った大雷雨。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トルネード
とるねーど
tornado

積乱雲の雲底が漏斗(ろうと)状に下がり、そこから地上に向け垂れ下がってくる猛烈に風の強い気柱。局地的で、もっとも破壊的な大気現象で、日本では通常竜巻(たつまき)といっているものがこれにあたる。トルネードの渦は北半球では通常、低気圧と同様反時計回りであり、それが垂れ下がった雲といっしょに動いていく。地球的規模でみた場合、トルネードのもっとも多いのは北アメリカとオーストラリアである。[根本順吉]

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精選版 日本国語大辞典の解説

トルネード

〘名〙 (tornado)
アメリカ合衆国の中西部や南部で発生する竜巻の一種。強風や雷雨を伴うため被害が大きい。
② アフリカ西海岸で、雨期の始めと終わり頃(三~四月と一〇月)に吹く雷雨性の突風。西よりの風が吹いている中を東の方から吹きつけてくる。

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世界大百科事典内のトルネードの言及

【旋風】より

…空気の激しい渦巻には,いろいろの規模のものがある。一番小さなものは旋風(または塵旋風)で,つぎに竜巻(またはトルネード),台風(またはハリケーン,トロピカル・サイクロン)などとなる。【竹内 清秀】。…

※「トルネード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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