辛気臭(読み)しんきくさい

精選版 日本国語大辞典 「辛気臭」の意味・読み・例文・類語

しんき‐くさ・い【辛気臭】

〘形口〙 (「くさい」は接尾語) 思うようにならないで、じれったい。気がくさくさしてめいってしまうようである。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「噫々(ああああ)しん気臭い」
縮図(1941)〈徳田秋声郷愁辛気(シンキ)くさい洗濯針仕事は忙しい妓には無理でもあり」
しんきくさ‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android