一概に(読み)イチガイニ

デジタル大辞泉 「一概に」の意味・読み・例文・類語

いちがい‐に【一概に】

[副]多くは打消しの語を伴って用いる)細かい差異を問題にしないで一様に扱うさま。おしなべて。ひとくちに。「一概に悪いとはいえない」
[類語]あながち必ずしもまんざらさしてさしたるさほどさまでそれほどそんなそのようそうしたそういうさようさもさもさもそうしかあまり大してなかなか取り立てて別段さのみさしもこれほどどれほどいかほど何ほどそれくらいこれくらいこのくらいこればかり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一概に」の意味・読み・例文・類語

いちがい‐に【一概に】

〘副〙 (多く打消の語を伴って) 細かい区別をしないで、おしなべて。ひとくちに。ひっくるめて。
※足利本人天眼目抄(1471‐73)中「一槩に意得べからず」
浮世草子傾城禁短気(1711)四「ただ一概(イチガイ)にはいひがたし」

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