甚く(読み)イタク

デジタル大辞泉 「甚く」の意味・読み・例文・類語

いたく【甚く】

[副]《形容詞「いたし」の連用形から》
程度のはなはだしいさま。非常に。ひどく。「甚く感動する」
(あとに打消しの語を伴って)それほどには。たいして。
「わがため面目あるやうに言はれぬる虚言そらごとは、人―あらがはず」〈徒然・七三〉
[類語]迚も大層大変極めて至って非常にはなはすこぶ至極しごくごくいとも実にまことに大いに・ひどく・恐ろしくすごくものすごく滅法めっぽうさんざっぱらさんざんさんざこってり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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