とっとと(読み)トットト

デジタル大辞泉 「とっとと」の意味・読み・例文・類語

とっと‐と

[副]《「とっと」は「と(疾)くと(疾)くと」の音変化》さっさと。はやく。「とっとと失せやがれ」
[類語]速やか速い素早いすばしこい手早いはしこいさっとちゃちゃとちゃちゃっとさっさ急ピッチ敏速迅速敏活敏捷びんしょうクイックスピーディーハイペース目にもとまらぬずいとぐいとぐんぐんどんどんすらすら見る見るめきめき見る間にとんとんぐいぐいどしどしずんずん手ばしこい身軽い身軽軽軽かるがる軽快かろやか簡捷かんしょう手早足早早足小走り機敏一瀉いっしゃ千里矢の如しはかばかしいひらりひょいひょいひょいぴょんぴょんぴょんてきぱきしゃきしゃききびきびついとつっとつとすいとすっとぱっとすたすた円滑スムーズすいすいとんとん拍子着着順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良く電光石火はかないあっと言う間間髪をれず立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早

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精選版 日本国語大辞典 「とっとと」の意味・読み・例文・類語

とっと‐と

〘副〙 (「とっと」は、形容詞「とし(疾)」の連用形「とく」を重ねた「とくとく」の変化したもの) 歩みや行動の早いさまを表わす語。さっさと、はやく。とっとっと。とんとと。
※両足院本山谷抄(1500頃)一一「一念うつりて生住異滅してとっとと移るぞ」
浄瑠璃女殺油地獄(1721)上「とっとと大坂へ帰って、以後をたしなましゃんせ」

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