ちょこんと

精選版 日本国語大辞典 「ちょこんと」の意味・読み・例文・類語

ちょこん‐と

〘副〙 小さくかしこまっているさまや小さなものがつき出たり付いたりしているさまを表わす語。
※ふらんす物語(1909)〈永井荷風〉秋のちまた「リューマチスで手の動かぬ様な老婆がチョコンと張番をして居る」

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デジタル大辞泉 「ちょこんと」の意味・読み・例文・類語

ちょこん‐と

[副]
小さくかしこまっているさま。ちょこなんと。「子供ちょこんと座っている」
少しだけ。ちょこっと。「球にちょこんとバットを当てる」
[類語](1ちょこなんとぺたりちんまりぽつねんつくねん/(2ちょっと少し少ない少少いささかいくらかいくぶんややちとちっとちょっぴりなけなし若干一抹心ばかり印ばかり形ばかり少しく心持ち気持ち多少二三少数少量僅僅きんきんわずか数えるほどたったただたかだか低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量ちびちび一つまみ一握り一息紙一重すずめの涙鼻の差残り少ないちょこっとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる

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