デジタル大辞泉 「知」の意味・読み・例文・類語
ち【知】[漢字項目]
[学習漢字]2年
1 物事の本質をしる。対象を心に感じ取る。「知覚・知識・知命/感知・察知・周知・熟知・承知・認知・未知・予知」
2 しらせる。「
3 相手を理解し、つきあう。しりあい。「
4 物事を見抜く力がある。理解する能力。ちえ。「知恵・知者・知能・知略/英知・
5 取りしきる。つかさどる。「知県・知事」
[名のり]あき・あきら・おき・かず・さと・さとし・さとる・ちか・つぐ・とし・とも・のり・はる
[難読]

(さい)。神かけて誓うことで、これによって相互の意思を確認する意である。〔説文〕五下に「詞なり」、また智字条四上に「
る詞なり」とあり、〔段注〕に知・智は同訓であるべきであるという。智は知に更にその誓書を加えた字である。〔玉
〕に「
(し)るなり、覺(さと)るなり」と訓するのは、動詞とする意であろう。〔左伝、襄二十六年〕「子
、其れ將(まさ)に
を知らんとす」は司る意。知事・知県のように用いる。
知・英知・叡知・覚知・奸知・姦知・関知・機知・久知・旧知・慧知・見知・賢知・故知・巧知・後知・狡知・告知・困知・才知・察知・四知・至知・識知・周知・習知・熟知・承知・上知・辱知・真知・神知・新知・世知・生知・聖知・精知・先知・浅知・相知・存知・探知・致知・通知・独知・頓知・認知・不知・聞知・弁知・報知・未知・無知・明知・予知・理知・良知・領知出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…知識とは,さしあたっていえば,人間のいとなみのうち,ものを知る活動一般の,とりわけ獲得された成果の側面をいう語にほかならない。〈しる〉ことは,元来〈領(し)る〉こと,すなわち支配しみずからのものとすることに通じ,漢字の〈知〉もまた,ものごとのありようを〈矢〉のように端的に〈口〉でもって言いあらわすことを意味するという。…
※「知」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...