ちょっこり

精選版 日本国語大辞典 「ちょっこり」の意味・読み・例文・類語

ちょっこり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 小さくこぢんまりとまとまっているさまを表わす語。ちょっこと。〔かた言(1650)〕
動作が大げさでないさまを表わす語。手がるに。ちょっと。
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中「親ぢゃと思うて助言いふまいいふまい。又ちょっこりと歩であいいたそ」

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デジタル大辞泉 「ちょっこり」の意味・読み・例文・類語

ちょっこり

[副]
ちょっと。ちょっくら。少しだけ。
風呂敷包み―と、似合はぬ風の旅姿」〈浄・和田合戦
こぢんまりとまとまっているさま。ちんまり
「何と―と、何処に置いても邪魔にならぬよい女房であらうがな」〈浄・伊賀越
[類語]ちょっと少し少ない少少いささかいくらかいくぶんややちとちっとちょっぴりなけなし若干一抹心ばかり印ばかり形ばかり少しく心持ち気持ち多少二三少数少量僅僅きんきんわずか数えるほどたったただたかだか低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量ちびちび一つまみ一握り一息紙一重すずめの涙鼻の差残り少ないちょこっとちょこんとちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる

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