デジタル大辞泉
「怪」の意味・読み・例文・類語
け【▽怪/×恠】
1 あやしいこと。不思議なこと。怪異。
「かやうの―ども、未然に凶を示しけれども」〈太平記・二〇〉
2 もののけ。たたり。
「この男も生頭痛くなりて、女は喜びつれどもそれが―のするなめり、と思ひて」〈今昔・二七・二〇〉
しるまし【▽怪/▽徴】
奇怪な前兆。不吉な前触れ。
「今是の―を視るに、甚だかしこし」〈仁徳紀〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かいクヮイ【怪・恠】
- 〘 名詞 〙
- ① 現実にありえないと思われるような不思議なこと。あやしいこと。怪異。
- [初出の実例]「難波宮鎮レ恠。庭中有三狐頭断絶而無二其身一。但毛屎等散二落頭傍一」(出典:続日本紀‐天平一三年(741)閏三月己巳)
- [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕
- ② ばけもの。変化(へんげ)。妖怪(ようかい)。
- [初出の実例]「猫の怪(クヮイ)十二単衣の姿、老女の拵らへにて」(出典:歌舞伎・独道中五十三駅(1827)二幕)
- [その他の文献]〔博物志‐雑説上〕
けしかる【怪】
- ( 形容詞「けし」の補助活用の連体形 )
- ① あやしい。異様である。えたいが知れない。
- [初出の実例]「今はけしかるかきすゑ屋形舟に大幕ひかせ、見もなれぬ兵共(つはものども)にぐせられて」(出典:平家物語(13C前)二)
- 「内には、いつしかけしかる物など住みつきて」(出典:増鏡(1368‐76頃)一五)
- ② いっぷう変わっていて、おもしろい。悪くはない。
- [初出の実例]「これもけしかるわざかなとて、御衣(おんぞ)ぬぎてかづけさせ給ふ」(出典:増鏡(1368‐76頃)一)
け【怪】
- 〘 名詞 〙
- ① 不思議なこと。あやしいこと。
- [初出の実例]「加様(かやう)の怪(ケ)共、未然に凶を示しけれ共」(出典:太平記(14C後)二〇)
- ② ばけもの。
- [初出の実例]「怪(クヱ)と人の申すことどものさせることなくてやみにしは」(出典:大鏡(12C前)六)
あやしみ【怪】
- 〘 名詞 〙 ( 四段動詞「あやしむ(怪)」の連用形の名詞化 ) 怪しむこと。不審。疑い。
- [初出の実例]「貫首以下あやしみをなし、『〈略〉布衣の者の候ふはなに者ぞ。狼藉なり。罷り出でよ』と六位をもって言はせければ」(出典:平家物語(13C前)一)
あや‐
し【怪】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「怪」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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