精選版 日本国語大辞典 「港・湊・水門」の意味・読み・例文・類語
み‐な‐と【港・湊・水門】
[1] (「な」は「の」の意で、「水の門」の意)
① 河海の水の出入りする口。みと。瀬戸。川口。
※書紀(720)斉明四年一〇月・歌謡「濔儺度(ミナト)の 潮の下り 海(うな)下り 後も暗(くれ)に 置きてか行かむ」
③ 物事が行き着いて、とどまる所のたとえ。
※新古今(1205)春下・一六九「暮れて行く春のみなとはしらねども霞におつるうぢの柴舟〈寂蓮〉」
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