どさり(読み)ドサリ

デジタル大辞泉 「どさり」の意味・読み・例文・類語

どさり

[副]
重い物を一度におろしたり、重い物が落ちたり倒れたりする音や、そのさまを表す語。「背負った包みをどさりと置く」
大量のものが一度に移動するさま。どっさり。「書類どさりと届ける」
[類語](1どてんどたんどたりどしんすとんずどんずしんずしりどすんどしりどかんばたりどうとばったりすてんずでんずでんどうころりごろりすってんころりどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんばあんぱあんぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どさり」の意味・読み・例文・類語

どさり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 重いものが落ちたり倒れたりする音、また、重いものを一度におろす音、力づよく打ったり踏んだりする音など、また、それらのさまを表わす語。どさん。どさっと。どさ。
浄瑠璃井筒業平河内通(1720)五「どさりどさりとゆりかけてねり込」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六「天保銭五六枚どさりと投げ出して」
物事が一度に変化・移動するさまを表わす語。どさっと。
明暗(1916)〈夏目漱石〉一六六「今になって、旨くどさりと引繰り返す事が出来るかの問題になると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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