惚け(読み)ボケ

デジタル大辞泉 「惚け」の意味・読み・例文・類語

ぼけ【×惚け/×呆け/×暈け】

1 ぼけること。また、その人。「時差―」「連休―」
2 漫才で、つっこみに対して、とぼけた役を演じる者。また、そのとぼけ。ぼけ役。
3 (暈け)カメラのレンズの被写界深度を意図的に浅くすることによって生じる効果。人物や花などの主たる被写体にのみピントを合わせ、背景から浮かび上がらせたり(後ぼけ)、手前にある物体をぼかして遠近感を強調したり(前ぼけ)することをいう。
[類語]老いぼれる・老いる・老ける・老い込む・老け込む・年老いる・老いさらばえる・老い・早老・老化・老残・老衰・よぼよぼ・恍惚こうこつ・惚ぼける・呆ほうける・耄碌もうろく・末期的・衰残・弱体化・衰弱・衰微・衰退・頓挫・衰え・減退・後退・退潮・地に落ちる・没落・落ちぶれる・うらぶれる・成り下がる・零落・凋落ちょうらく・転落・落魄らくはく・淪落・堕落・末路・斜陽・成れの果て・見る影もない・朽ちる・消沈・衰亡・たそがれ・失速・焼きが回る・ぽんこつ・火の車・終末・大詰め・尾羽おはうち枯らす・世も末・廃れる・衰える・寂れる・落ち目・下火・尻すぼみ・廃退・下り坂・左前・不振・じり貧・どか貧・先細り・下がり目・低落・廃る・傾く・尻下がり・尻切れとんぼ・竜頭蛇尾・孤城落日

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精選版 日本国語大辞典 「惚け」の意味・読み・例文・類語

ぼけ【惚・呆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「ぼける(惚)」の連用形の名詞化 )
  2. ① ( 「ほけ」とも ) ぼけること。また、ぼけた人。阿呆(あほう)。ばか。〔俚言集覧(1797頃)〕
  3. ② 軽口や漫才で滑稽な役を演ずる者。
    1. [初出の実例]「所謂ボケといふ役どころで、曾我廼家蝶六といふ名優の行き方に似たものである」(出典:苦笑風呂(1948)〈古川緑波〉ロッパ放談)
  4. ③ 取引相場で、立会前の人気に比べて、意外に安いこと、また、予期に反する相場をいう。〔取引所用語字彙(1917)〕

ほうけ【惚・耄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「ほうける(惚)」の連用形の名詞化 ) ほうけること。ほうけていること。また、その人。ほうけもの。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「しちなしに、物をかすこそ、ほうけなれ」(出典:仮名草子・長者教(1627))

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