デジタル大辞泉
「説」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せつ【説】
- 〘 名詞 〙
- ① すじみちを立てて述べられた考え・意見・説明・解釈など。
- [初出の実例]「外記進射庭付蔵人奏聞、返給、帰本座、外記置筥、常説雖可返給、付行成大納言説不返給」(出典:中右記‐元永二年(1119)八月二五日)
- 「ごくらくが有と云せつもあり、又なひと云せつも有」(出典:虎明本狂言・武悪(室町末‐近世初))
- [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕
- ② 漢文の一体。理義を解釈し、また、自分の意見を述べたもの。〔文体明弁‐巻四二・説〕
- ③ うわさ。風説。風評。とりざた。
- [初出の実例]「昨日江州の勢共、合戦の用意にて罷上り候ける由承及候へば、風聞の説、早実にて候けりと信を取て候」(出典:太平記(14C後)三九)
せち【説】
- 〘 名詞 〙 =せつ(説)
- [初出の実例]「又あるせちには、御女(むすめ)の君をなんかの大臣にも、との給と聞ゆるは」(出典:栄花物語(1028‐92頃)楚王の夢)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「説」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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