一路(読み)イチロ

デジタル大辞泉 「一路」の意味・読み・例文・類語

いち‐ろ【一路】

1 ひとすじに続く道。「真実一路」
2 (副詞的に用いて)寄り道せずまっすぐに進むこと。ひたすら。「一路帰国の途につく」
3 囲碁で、ある石の一つ隣。「一路左」
[補説]書名別項。→一路
[類語]ひたすら・いちず・ひたむき・一筋・ただ・ただただ・専一・ひとえに・一心・一念・一散・一目散・一直線・一本槍・一点張り・一辺倒・一意専心・営営・せっせ・遮二無二・無二無三・がむしゃら・一心不乱・脇目も振らず・直線的・まっしぐら・直情径行・まっすぐ・猪突猛進・ストレート・しゃかりき・しゃにむに・無心・粉骨砕身・無我夢中・熱中・夢中・専心・専念・没入・没頭・没我・傾注・傾倒・我を忘れる・根こんを詰める・身を入れる・身を砕く・心血を注ぐ

いちろ【一路】[書名]

木下利玄の歌集。大正13年(1924)刊。佐佐木信綱が序文を寄せている。

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精選版 日本国語大辞典 「一路」の意味・読み・例文・類語

いち‐ろ【一路】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. ① 一筋に続く道。一途(いっと)。ひとすじ。一条。仏教では涅槃(ねはん)に到達するはずの一つの道、成仏の直路をいう。
      1. [初出の実例]「玄条に同条入せざる一路もあるべしといへども」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行仏威儀)
      2. 「向上の一路(イチロ)を示してゐる」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉七)
      3. [その他の文献]〔首楞厳経‐五〕
    2. ② 囲碁で、ある石の一つ隣。「一路石」
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 迷ったり寄り道などをしないで。ひたすら。まっすぐに。
    1. [初出の実例]「秋の夜の暗を北に一路、刻一刻東京を遠ざかって行く」(出典:天鵞絨(1908)〈石川啄木〉一一)

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普及版 字通 「一路」の読み・字形・画数・意味

【一路】いちろ

ひとすじの路。唐・李華〔春行、寄興〕詩 樹人無く、自らつ 春山一路、鳥しくく。

字通「一」の項目を見る。

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