べん‐きょう ‥キャウ【勉強】
〘名〙
① (形動)
努力をして困難に立ち向かうこと。熱心に
物事を行なうこと。励むこと。また、そのさま。
※古活字本毛詩抄(17C前)二「力の叶わぬ所、心のかなわぬ所をつとめてするぞ。勉強と云ぞ」
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九「その余は、勉強なる
農民に借し」 〔
礼記‐中庸〕
② 気がすすまないことを、しかたなしにすること。
※通俗酔菩提全伝(1759)一「
弟子今出家す。乃
(すなはち)性の安ずる所にして半点の勉強
(ベンキャウ)(〈注〉シイテスル)なし」
③ 将来のために
学問や技術などを学ぶこと。学校の各教科や、
珠算・
習字などの実用的な知識・技術を習い覚えること。
学習。また、社会生活や
仕事などで
修業や
経験を積むこと。
※新聞雑誌‐一七号・明治四年(1871)一〇月「今の学者豈一層勉強せざる可んや」
④
商品を安く売ること。商品を値引きして売ること。また、比喩的に用いて、大目に見ること。
おまけをすること。
※
花間鶯(1887‐88)〈
末広鉄腸〉中「勉強
(ベンキャウ)をして千円で御引き受け申さう」
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デジタル大辞泉
「勉強」の意味・読み・例文・類語
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「勉強」の読み・字形・画数・意味
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