一心不乱(読み)イッシンフラン

デジタル大辞泉 「一心不乱」の意味・読み・例文・類語

いっしん‐ふらん【一心不乱】

[名・形動]心を一つの事に集中して、他の事に気をとられないこと。また、そのさま。「一心不乱に祈る」「一心不乱に研究する」
[類語]熱心・一生懸命・一心・本気・本腰・真剣・身が入る・身を入れる・シリアス・ひたすら・いちず・ひたむき・一筋・ただ・ただただ・専一・ひとえに・一念・一路・一散・一目散・一直線・一本槍・一点張り・一辺倒・一意専心・営営・せっせ・遮二無二・無二無三・がむしゃら・脇目も振らず・まっしぐら・しゃかりき・しゃにむに・無心・粉骨砕身・無我夢中・熱中・夢中・直線的・専心・専念・没入・没頭・没我・傾注・傾倒・猪突猛進・ストレート・我を忘れる・根こんを詰める・身を砕く・心血を注ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「一心不乱」の意味・読み・例文・類語

いっしん‐ふらん【一心不乱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 中世は「いっしんぷらん」とも。古くは、雑念を捨て心を一つにして仏に帰依する意の仏語 ) ただ一つのことに心を集中して、他のことに注意を奪われないでいるさま。
    1. [初出の実例]「阿彌陀経 云〈略〉阿みだ仏の名号を聞持ちて、若一日、若二日、若三日乃至七日一心不乱、臨終の時に心顛倒せずして」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. 「ixxinpurãni(イッシンプランニ) Oracio ヲ ツトメン タメニ」(出典:ロザリオの経(1623)三)
    3. [その他の文献]〔阿彌陀経〕

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四字熟語を知る辞典 「一心不乱」の解説

一心不乱

ただ一つのことに心を集中して、他のことに注意を奪われないでいる様子。

[活用] ―な・―に。

[使用例] 中国全体が六億火の玉、国造りに一心不乱のようであった。北京を貫通する縦横の大道路。大病院。大ホテル[檀一雄*火宅の人|1975]

[使用例] 尊い僧正、帝の老いた乳母たち、彼女ら侍女たちは声を惜しまず、あたまから黒い煙が出るまで一心不乱に読経し、お祈りをし、仏におすがりして[田辺聖子*文車日記|1974]

[解説] 中世は「いっしんぷらん」ともいいました。古くは、雑念を捨て心を一つにして仏に帰依する意の仏教語。

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