ずぼら

精選版 日本国語大辞典 「ずぼら」の意味・読み・例文・類語

ずぼら

〘名〙 (形動)
① おこなうべきことや守るべきことをしなかったりおろそかにして、だらしないこと。行動態度にしまりがないこと。また、そのさま。放縦。ずべら。
咄本・諺臍の宿替(19C中)八「おれも若いときからのづぼらで、朝寝はすきで昼寝はすき」
② 大坂堂島の米相場で、相場がずるずるとさがること。また、そのさま。〔大坂繁花風土記(1814)〕

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デジタル大辞泉 「ずぼら」の意味・読み・例文・類語

ずぼら

[名・形動]行動・性格がだらしのないこと。また、そのさまやそのような人。ずべら。「悪い男ではないが、ずぼらで困る」
[類語]でれでれでれっとでれつくだらしないぐうたらものぐさしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらのらくらだらだらちゃらんぽらんのんべんだらり無精ルーズ鼻の下を伸ばす鼻の下が長い便便だらり便便ぶらぶらごろごろちんたら無気力だらけるのほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落ずるける怠ける手を抜く手抜き骨惜しみのろのろもたもたぐずぐず投げ遣りレイジー怠慢怠惰無為拱手きょうしゅ横着怠るサボるイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然たるむぬるま湯ぬるま湯につかる

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