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核[細胞] かく[さいぼう]nucleus

翻訳|nucleus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

核[細胞]
かく[さいぼう]
nucleus

真核細胞内に存在する,核膜によって囲まれた構造。細菌などの細胞には核膜はなく,核と呼ぶべき特別な構造は見当たらない。核には,遺伝情報を担う DNAが多数の蛋白質や RNAとともに収納されている。細胞の活性に対応し,必要な遺伝情報が DNAから伝令 RNA (mRNA) に読み取られる。核の中ではその後 mRNAにさまざまな加工が施され,核膜に開いた穴 (核膜孔) を通って,細胞質へ移動後,蛋白質へと翻訳される。核膜で DNAを包み込みわざわざ区画化した理由は,真核細胞がより綿密で多様な遺伝子の発現調節を必要とするからであろう。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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