ルイ[11世](読み)ルイ

百科事典マイペディア 「ルイ[11世]」の意味・わかりやすい解説

ルイ[11世]【ルイ】

フランス国王(在位1461年―1483年)。シャルル7世の子。百年戦争後の太子時代,反王謀議に荷担。即位後は諸侯陰謀に苦しんだ。ブルゴーニュ公シャルルと戦って一時捕虜となったが,その後王権伸張をはかり,シャルルの死後同公領を接収絶対主義基礎を確立し,度量衡の統一,駅伝制創設を行い,百年戦争後のフランス統一に努めた。
→関連項目コミーヌシャルル[8世]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android