一宮[市](読み)いちのみや

百科事典マイペディア 「一宮[市]」の意味・わかりやすい解説

一宮[市]【いちのみや】

愛知県北西端,木曾川左岸の濃尾平野にある市。1921年市制。中心市街は尾張一宮真清田(ますみだ)神社鳥居前町中核市場町として発達東海道本線尾西線,名鉄名古屋本線,名神高速道路が通じる。尾西(びさい)織物工業地帯の中心で,かつて綿布を産したが,現在は毛織物を多産し,染色,卸商など関連企業も多い。近年は電気機器工業なども伸びている。名古屋市の衛星都市化も顕著。2005年4月尾西市,葉栗郡木曾川町を編入。113.82km2。37万8566人(2010)。
→関連項目ツインアーチ138

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