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一宮[町] いちのみや

百科事典マイペディアの解説

一宮[町]【いちのみや】

千葉県中南部,長生(ちょうせい)郡の町。太平洋に面し,九十九里平野最南部を占める。中心市街は上総(かずさ)国一宮玉前(たまさき)神社の鳥居前町市場町として発達,外房線が通じる。

一宮[町]【いちのみや】

山梨県中部,東八代(ひがしやつしろ)郡の旧町。北西半は甲府盆地,南東半は御坂山地の一部。モモ,ブドウを産し,特にモモは日本最大の多産地。甲斐国一宮の浅間(せんげん)神社甲斐国分寺跡史跡),同尼寺跡(史跡)などがある。

一宮[町]【いちのみや】

愛知県南東部,豊橋平野北部の宝飯(ほい)郡の旧町。豊川用水による農業が行われ,米,野菜,果樹などを産する。中心市街は豊(とよ)川右岸の段丘上に発達,飯田線が通じ,機械工業が進出,豊川市隣接地区の住宅地化も進む。

一宮[町]【いちのみや】

兵庫県西部,宍粟(しそう)郡の旧町。揖保(いぼ)川の支流三方川の流域を占め,旧天領森林が保護され,木材木製品を産する。そうめん製造も行う。播磨(はりま)国一宮伊和神社がある。

一宮[町]【いちのみや】

兵庫県津名郡,淡路島西部の旧町。中心の郡家(ぐんげ)は西岸航路の寄港地東岸への交通要地。線香ミカン特産漁港江井尾崎を中心にタイ,ボラなどを漁獲。養殖漁業も行う。

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世界大百科事典 第2版の解説

いちのみや【一宮[町]】

千葉県中南部,長生郡の町。人口1万1302(1995)。九十九里浜南端に位置し,町域の西部に房総丘陵の末端がかかる。中心集落の一宮は丘陵と平地の境界にあり,上総国一宮玉前(たまさき)神社の鳥居前町として発展,近世には海産物農産物が交易される市場町としてにぎわい,5・10の六斎市が開かれていた。また一宮藩陣屋もおかれた。現在も周辺の小商業中心である。トマト,キュウリの施設園芸が行われる。梨の生産も盛ん。

いちのみや【一宮[町]】

山梨県中部,東八代郡の町。人口1万0929(1995)。甲府盆地東部に位置し,御坂山地から北流して笛吹川に合流する金川の扇状地北岸にある。かつて桑園に利用されていた北西部の扇状地は桃,ブドウの果樹園に変わり,現在は桃の日本一の生産量の産地として知られる。中央自動車道一宮御坂インターチェンジがあり,国道20号線をはじめ主要道路沿いには多数の観光ブドウ園が並んでいる。甲斐国一宮浅間(せんげん)神社の所在地であり,甲斐国分寺・国分尼寺の跡(史)がある。

いちのみや【一宮[町]】

愛知県南東部,宝飯(ほい)郡の町。人口1万5528(1995)。豊川下流域に位置し,豊川市,豊橋市新城市に接する。豊川沿いの低地では米作,野菜栽培,台地では柿,ミカンなどの果樹栽培が行われ,豊川用水の完成後はイチゴ,メロンなどの施設園芸が養鶏養豚とともに盛んになっている。JR飯田線が通じ,東名高速道路豊川インターチェンジの近くにあって,多くの企業が進出し,非鉄金属,輸送機器,食料品などの工業生産が伸びている。

いちのみや【一宮[町]】

兵庫県西部,宍粟(しそう)郡の町。1956年4月,神戸,染河内,下三方の3村が合体,一宮町となり,同年9月に三方・繁盛両村を編入。人口1万1559(1995)。面積213.6km2は神戸市,姫路市に次ぎ県内第3位。標高1000mをこえる中国山地の山中にあり,揖保(いぼ)川およびその支流の三方川が峡谷をなして南流し,揖保川沿いに因幡街道(現,国道29号線)が通じる。町域の大半は山林で,江戸時代は天領であったこともあり美林が多く,林業が盛んで,木材,木製品の生産が多い。

いちのみや【一宮[町]】

兵庫県淡路島の西岸北寄りにある津名郡の町。1955年江井・郡家(ぐんげ)両町と多賀・尾崎両村が合体,一宮町となり,56年山田村を編入。人口1万9549(1995)。播磨灘に面し,津名丘陵の西斜面を占める。北部の丘陵は地塁山地で急斜面の断層海岸をなす。多賀には淡路国一宮の伊弉諾(いざなぎ)神宮があり,町名はこれに由来する。郡家川河口の郡家は古代の郡家(ぐうけ)の所在地で,交通の要地である。溜池が多く,水田が棚状に作られ,稲作が行われるが,野菜,花卉の栽培や和牛の飼育にも力が入れられている。

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