高尚(読み)コウショウ

デジタル大辞泉 「高尚」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょう〔カウシヤウ〕【高尚】

[名・形動]学問技芸言行などの程度が高く上品なこと。けだかくてりっぱなこと。また、そのさま。「高尚趣味」「話題高尚すぎる」⇔低俗
[派生]こうしょうさ[名]
[類語]上品気高い典雅崇高高邁高遠高踏的超然超俗孤高脱俗俗離れ浮世離れ世間離れみやびやか優雅優美みやび高雅風雅優形やさがたゆかしい奥ゆかしいしとやかたおやか女性的エレガントドレッシー婉麗えんれい優優典麗麗しい静淑優婉閑雅婉然楚楚そそ窈窕ようちょう端麗温雅物柔らか気品雅趣つつましいつつましやかしおらしい清雅高踏雅致﨟長ろうたけるみやびる端雅都雅やんごとない高貴

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精選版 日本国語大辞典 「高尚」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょうカウシャウ【高尚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ( ━する ) 志操のけだかいこと。物事がけだかくてりっぱなさま。また、そのようにすること。上品。
    1. [初出の実例]「高尚在心兮拗地足只。清浄委命兮崑岳蔑爾」(出典経国集(827)一・小山賦〈石上宅嗣〉)
    2. [その他の文献]〔易経‐蠱卦〕
  3. 学問、技芸などの程度が高く深いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「高尚の論を好む人あり」(出典:授業編(1783)一)

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普及版 字通 「高尚」の読み・字形・画数・意味

【高尚】こうしよう(かうしやう)

高潔な志をもつ。〔易、蠱(こ)、上九〕王侯に事(つか)へず、其の事を高にす。

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